ヒアルロン酸原液って知ってる?使い道と効果をプロが解説

ヒアルロン酸原液とは?人気アイテムまとめ

ネットや口コミでも話題の「ヒアルロン酸原液」。原液って何?使い方は?メリットのほかにデメリットもあるの?など、気になる点がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ヒアルロン酸原液について詳しく解説!特徴や使い方、おすすめ商品まで幅広い情報をお伝えします。

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miyuki
ANVAR公式ライター
コスメコンシェルジュ、登録販売者、パーソナルカラースタイリスト等の資格を所持。美容や健康にまつわるテーマを、わかりやすくお伝えします!
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特に肌の乾燥が気になる方は要チェック!ぜひ最後までご覧ください。

そもそもヒアルロン酸とは?

そもそもヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸とは、皮膚だけでなく関節や目など身体のあらゆる部位に存在する高分子多糖類。ニワトリのトサカやへその緒などといった動物(天然)由来のものもありますが、現在では乳酸菌やミドリムシ微生物を培養して抽出する方法が一般的です。化粧品には粉末状のヒアルロン酸Na(ナトリウム)が使用されています。

さまざまな役割があることは広く知られていますが、特筆すべき能力はその保水力。なんとヒアルロン酸1gで、約6ℓもの水分を抱え込むことができると言われているのです。

肌のハリや弾力をサポートするために欠かせないといわれる所以は、この水分保持力に由来しています。しかしその量は加齢によって減少すると言われているため、必要に応じて化粧品などで補うことが大切です。

また、保湿成分・エイジングケア成分としてだけでなく、その性質を利用して感触調整剤として使われることも。とろみがついた化粧水や美容液などには、ヒアルロン酸が配合されているものも少なくありません。

ヒアルロン酸原液とは?

ヒアルロン酸原液とは?
ヒアルロン酸が、あらゆる化粧品にとって欠かせない成分のひとつであることはお分かりいただけたでしょうか?続いて、そんなヒアルロン酸の「原液」とは何かについて解説していきます。

「原液」と聞くと、本当にヒアルロン酸しか入っていないようなイメージを抱く方も多いかもしれません。しかし先ほどお伝えしたとおり、化粧品に使われるヒアルロン酸は基本的に粉末状。「原液」と謳っていても、水を配合した状態で販売されていることがほとんどです。

ヒアルロン酸だけでなく、物質には水(溶媒)に溶ける限界値(融解度)があります。通常、ヒアルロン酸の水に対する融解度は1%。この限界値までヒアルロン酸が配合された液体こそが「ヒアルロン酸原液」の正体です。

インターネットで購入できる商品も多いですが、価格はピンからキリまで。ヒアルロン酸の質(天然か人工か)などによっても価格は変わり、他の添加物が入っていても有効成分がヒアルロン酸のみであれば「ヒアルロン酸原液」として表示されます。こだわりたい方は、購入前にしっかり調べるのがおすすめです。

ヒアルロン酸原液の使い方

そんなヒアルロン酸原液の使い方は、アイデア次第でさまざま。そのまま使うのはもちろん愛用中の化粧品に混ぜるなど、「原液」ならではの使い道がたくさんありますよ。

ヒアルロン酸原液をそのまま使う

ヒアルロン酸原液を1滴ほどそのまま肌へなじませれば、保湿美容液として使うことができます。ヒアルロン酸の魅力をシンプルに実感したい方は、まず単品で使ってみるとよいでしょう。化粧水の後などに使うのがおすすめです。

ヒアルロン酸原液を手持ちの化粧品に混ぜる

ヒアルロン酸原液は、お手持ちの化粧品に混ぜて使うこともできます。あらゆるものにプラスすることができますが、今回はいくつかのアイデアをご紹介します。いずれの場合も、1〜2滴を目安に好みの量を使いましょう。

化粧水

特にメジャーなのが化粧水に混ぜる使い方。保湿感だけでなく、とろみを加えることもできます。

乳液・美容液・クリーム

もちろん乳液や美容液、クリームに加えてもOK!よりしっとり、もっちりした肌を実感しやすくなるでしょう。

洗顔料

洗顔料に加えれば、もちもちの濃密な泡が簡単に完成。洗顔後のつっぱり感を軽減できます。

シャンプー

洗顔料と同じく、きめ細やかな泡ができあがります。髪だけでなく頭皮の乾燥が気になる方にもおすすめです。

トリートメント(インバス・アウトバス)

シャンプー後のコンディショナーやトリートメント、ドライヤー前のヘアミルクやクリームに加えるのも◎!キューティクルにうるおいを与えることで、乾燥などによってダメージを受けた髪もなめらかに。

下地やファンデーション

スキンケアだけでなく、リキッドタイプであればメイクアイテムにも足すことができます。日中の乾燥が気になる方や、秋冬におすすめです。

ボディローション・ミルク・クリーム

ヒアルロン酸原液はもちろん体にも使えます。保湿力が物足りないと思ったら、いつものボディケアアイテムに数滴プラスしてみましょう。

ヒアルロン酸原液のメリット・デメリット

ヒアルロン酸原液のメリット・デメリット
これまでにお伝えしてきた内容も含め、ヒアルロン酸原液のメリットとデメリットをまとめました。おさらいの意味も含めて、ヒアルロン酸原液の特徴を振り返ってみましょう。

ヒアルロン酸原液のメリット

ヒアルロン酸原液の魅力は、なんといってもそのオールマイティさ。

肌はもちろん髪や体など、使用部位を選ばず全身のお手入れに使うことができます。好きなアイテムに混ぜて使うときは、肌の状態や好みに合わせて濃度を調整できるのも良いところ。手持ちのアイテムを変えることなく保湿力を高めることができるので、すでにお気に入りのアイテムがある方にもぴったりです。

全身に使え、少量で高い保湿効果を発揮するため、コストパフォーマンスの高いアイテムと言えるでしょう。

ヒアルロン酸原液のデメリット

ヒアルロン酸の特性上、使用量が多くなるほど粘度が増します。混ぜる割合によっては質感が変わり、伸びが悪くなってしまうことも。量はよく見極めながら調節するとよいでしょう。

また防腐剤が入っていない、あるいは少なめの商品も中にはあるので、足の早さには注意が必要。冷蔵庫で保管する手もありますが、その場合は一度入れたら使い切るまで常に冷蔵保管する必要があります。はじめから容量が少ない商品を選ぶという手段もありますので、自分に合った方法で適切に使い切れるようにしましょう。

おすすめのヒアルロン酸原液

最後に、口コミでも話題のヒアルロン酸原液をいくつかご紹介します。今回の内容を読んで実際に使ってみたいと思った方は、ぜひチェックしてみてくださいね。参考までに、すべて全成分情報とともにご紹介します!

太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液

引用元:公式サイト(http://shop.taiyou-no-aloe.com/?pid=77537792)
内容量:10ml
全成分:精製水・ヒアルロン酸ナトリウム、フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸メチル(メチルパラベン)

微生物によって発酵することで作られた、良質なヒアルロン酸原液。数多くの商品がある中でも特に口コミで話題なことで知られ、その人気は海外にまで及んでいるのだとか。

イワキ ヒアルロン酸原液

引用元:Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B07KQRQD8D)
17ml 500円(税抜)

全成分:水、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール

こちらも口コミで人気なヒアルロン酸原液のひとつ。使いやすいミニサイズと手ごろな価格で、とりあえず使ってみたいという方にもおすすめです。

ドクターシーラボ スーパー100シリーズ ヒアルロン酸原液

ドクターシーラボ スーパー100シリーズ ヒアルロン酸原液引用元:公式サイト(https://www.ci-labo.com/shopping/product/00008224/)
内容量:30ml・60ml
全成分:水、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール

日々変わる肌状態に合わせて、必要な成分をカスタマイズできる「Super100シリーズ」のヒアルロン酸原液。ドクターシーラボ のアクアコラーゲンゲル スーパーモイスチャーEXにプラスするのもおすすめです。

DHC エラス(100)+ヒアル(100)<エラスチン原液+ヒアルロン酸原液>

DHC エラス(100)+ヒアル(100)<エラスチン原液+ヒアルロン酸原液>引用元:公式サイト(https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=155)
内容量:25ml
全成分:水、ペンチレングリコール、加水分解エラスチン、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール

ヒアルロン酸と、ハリ・弾力ケアに欠かせないエラスチンを同比率で配合した原液100%の美容液。保湿だけにとどまらず、年齢肌ケアに力を入れたい方におすすめです。

みつき ヒアルロン酸原液

みつき ヒアルロン酸原液引用元:公式サイト(https://www.mi-tsuki.jp/items/hyaluronic/)
内容量:120ml
全成分:水、ヒアルロン酸Na、L-アルギニン、フィチン酸、酸化銀、フェノキシエタノール

乳酸菌の発酵過程で生まれたヒアルロン酸を使用。たっぷり使える120ml入りで、コストパフォーマンスの高さが魅力的です。

自然化粧品研究所 ヒアルロン酸原液

自然化粧品研究所 ヒアルロン酸原液引用元:公式サイト(https://www.naturallabo.net/SHOP/wbe262.html)
内容量:34ml
全成分:水、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール、1,2-ヘキサンジオール、EDTA-2Na

手作りコスメの原料などを扱う、自然化粧品研究所のヒアルロン酸原液。角質層への浸透性にすぐれた、低分子ヒアルロン酸を使用しています。

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ジャパンギャルズ ピュアビューエッセンス(HY)

ジャパンギャルズ ピュアビューエッセンス(HY)引用元:公式サイト(https://japangals.jp/products/cosmetic.html)
内容量:25ml
全成分:水、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール、メチルイソチアゾリノン

化粧品のOEM事業も幅広く手掛けるジャパンギャルズの原液コスメシリーズ「ピュアビューシリーズ」から発売されています。

JG ピュアビューエッセンス ヒアルロン酸原液100%

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フジケミカル ミステリアスアクア ヒアルロン酸原液

フジケミカル ミステリアスアクア ヒアルロン酸原液引用元:公式サイト(https://www.amazon.co.jp/dp/B01M0KV8B6)
100ml 1,500円(税抜)
全成分:水、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール

独自の発酵法で作られた、国産のヒアルロン酸です。たっぷり容量でコスパも◎!

まとめ

話題のヒアルロン酸原液について、特徴や使い方、代表的な商品などをご紹介してきました。

手持ちの化粧品を自分好みにカスタマイズできるヒアルロン酸原液は、一つ持っておけば何かと重宝すること間違いなし!気になった方は、この機会にぜひ試してみてくださいね。

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