妊娠は新しい命の誕生というとても神秘的な人生のビックイベントですよね。
これから子供を考えている方は、妊婦さんや赤ちゃんを抱っこするママをみるとキラキラと輝いているように見えるものですが、見えていないところで妊婦さんやママは苦労をしているのです。
いざ「妊娠」がわかると、幸せな気持ちと同時に不安な気持ちも出てくるでしょう。
マタニティ生活の準備にあたって、ブログの記事やインスタに書かれている産前産後の生活や出産の体験談を見て、嬉しいことよりも大変なことの方に目を引いて、余計に不安な気持ちだけが募ってきたりしますよね。
妊娠が発覚した後のマタニティ生活は、実際大変なことだらけなのでしょうか?
今回は、先輩ママが経験してきたマタニティ生活の知っておきたいあれこれをご紹介していこうと思います。
マタニティ生活中で悩む身体の症状
実際にマタニティ生活でのツライこととは、どんなことがあるのでしょうか?
マタニティ生活中の症状①-つわりが辛い
妊婦の悩みno.1は、やはりつわりが辛いということ。つわりは一般的に妊娠7~16週あたりがピークと言われています。
つわりはそんなになかったという方もまれにいたり、臨月までと長い間つわりに悩んだという方がいるように、度合いや種類は様々あり、個人差があります。
例えば、吐きつわり、食べつわり、においつわり、眠りつわり、よだれつわりなどはよく聞きますね。
マタニティ生活中の症状②-味覚障害がでる
今まで好きなだった食べ物が急に食べれなくなったり、逆に嫌いなものが好きになったりと、味覚の変化を経験する妊婦さんはたくさんいます。
マタニティ生活中の症状③-頭痛が続く
妊娠による、体の機能は変化しストレスを感じやすくなります。また、女性ホルモンのバランスが妊娠とともに増加します。
この女性ホルモンが自律神経のバランスを崩し、頭痛を発症します。
マタニティ生活中の症状④-腰痛が続く
妊娠中、体内では妊娠初期から女性ホルモンの分泌が増加し、出産に向けて骨盤などの関節や靭帯を緩めて、赤ちゃんをスムーズに通すための準備をします。その影響で腰痛を伴います。
マタニティ生活中の症状⑤-肌の変化
女性ホルモンの影響を受け、そばかすやシミ、吹き出物、色素沈着などがお肌の変化もでてきます。産後には女性ホルモンが減少してくるので、自然となくなってきます。
このように妊娠中の体調の悩みはご紹介した5つ以外にもたくさんありますが、マタニティ生活中の症状は、人それぞれのようです。
妊婦が我慢すること・制限されること
アルコールの摂取
マタニティ生活の飲酒は、胎児・乳児に対して低体重・顔面を中心とする奇形・脳障害などを引き起こす可能性がある、「胎児性アルコール症候群」になる恐れがあるため、妊娠が発覚してから産後の授乳中は、飲酒をしないこと!
カフェイン摂取量の制限
カフェインなどの有害物質が胎盤機能を低下させ、流産や早産の可能性、先天異常、出生時の低体重や感染症を引き起こす可能性が高いとされています。
胎児や母体への影響は、あくまでの大量に摂取し続けた場合のことであり、適量であれば問題ないといわれています。
マタニティ生活中や産後のカフェインの摂取量は1日に300mg程度、コーヒーでいえば1~3杯以内であれば飲んでよいと指導されることが多いようです。
産前産後の食べものの制限
つわり症状の一つでもある味覚障害によって、食べたいもの、食べらないものが出てくる方もいますが、好きなものだけを食べるだけではNG。
しっかりと栄養バランスのとれた食事を心がけないればなりません。
塩分や糖分は控えめに
- 塩分の摂りすぎ⇒むくみや妊娠高血圧症候群
- 糖分の摂りすぎ⇒妊娠糖尿病
を引き起こす可能性があります。こちらも注意が必要です!
加工食品やお菓子を控える
インスタント食品やお菓子などには、食品添加物が含まれているほか、過剰なカロリー摂取をしてしまうことになるので注意!
野菜を意識的に摂る
摂取カロリーを抑えられ、妊娠中に必要なビタミンやミネラルを摂取できます。
また、野菜のほかにも、きのこ類や海藻類、こんにゃくといった水溶性食物繊維が豊富な食べものは、便秘予防・解消に役立つので積極的に摂取を!
生魚・生肉などの生ものは控える
妊娠中は免疫力が下がることから、食中毒を起こす可能性が高くなります。
腸炎ビブリオやサルモネラ菌などを含む寿司やお刺身、リステリア菌などを含む生肉や加熱不十分な肉、水銀を含む魚の摂取に注意!
マタニティ生活中だけではなく、出産後の授乳中も食生活には注意が必要です。
マタニティ生活中は服やファッションを楽しめない
マタニティ生活中は、お腹がどんどん大きくなるので、着れる服も制限されていきます。それでもダサい服は着たくないし、ファッションコーデを楽しみたいですよね。
またマタニティ生活は期間が限られているので、UNIQLOやGU、H&Mなどのファストファッションで安く手に入れるものあり!
マタニティウェアはもちろん、マタニティ用のオフィスウェアもそろっています。
出産前に準備しておきたいことやマタニティ生活中の後悔しない過ごし方
マタニティ生活は楽しくないわけではありません。
育児の準備や妊婦のときにしかできないことを楽しむべきです!
先輩ママに聞いたマタニティ生活での楽しみ方や、産後に気づいた産前にやっておけばよかったことをご紹介いたします。
マタニティ生活中にやりたいことリストを作成する
マタニティ生活中は、体調によって思い通りに予定が組めなかったり、仕事をしながら準備を進めたりしなければなりません。
事前に準備することや、やりたいことをリストアップするのがおすすめです。
例えば、『マタニティフォトやお腹の成長記録を撮影する』や『安定期の時期にマタニティ旅行へいく』などマタニティ生活中にしかできないことをやってみるとvery good♥
妊娠記録の日記やブログをつける
日々大きくなっていく赤ちゃんの様子や、初めて胎動があったときなどの記録、ママの気持ちなどマタニティ生活中のできごとを日記やブログを書いてみましょう。
日記はマタニティ生活中の記録だけではなく、親子の大切な思い出となります。妊娠中の貴重な瞬間や出産の記録を日記に残しておきましょう!
夫婦の時間を大切にする
出産からママ生活がよーいドンで始まります。
産後はゆっくりとしていた夫婦の時間をなかなか作ることができません。夫婦で旅行に行ったり、いまの夫婦ふたりの生活をぜひ大切にしてみて♥
ベビーウェアやグッズなど産前産後に必要なものを準備する
出産や育児で必要となるものは想像以上に多いです。産後は育児で忙しく、なかなか外出ができないため、産前中に必要なものを早めに準備を進めておきましょう。
後期には性別も分かってくるのでベビーウェアや育児グッズなど、買い物も楽しみの一つですね♪
パパママ教室へ行く子育ての勉強をしておく
入院中に看護師さんから直接教えてもらうこともできますが、マタニティ生活中に勉強しておくと安心です。
病院や地方自治体などで無料で開催されているプレパパママ教室が多くあります。早いうちに疑問や不安を解消いておきましょう。
子供連れOKの場所を調べておく
産後はなかなか自分の時間を作ることができないので、安定期に入って自分の余裕ができたとき、暇な時間ができたら、家の近くのお店をピックアップしておくといいでしょう。
まとめ
『妊娠』するということは奇跡であり、『マタニティ生活』は、赤ちゃんが自分のお腹の中で過ごす貴重な約10ヶ月間です。
そんな貴重で幸せな瞬間を安心して過ごせるように早いうちから準備しておくが大切です。