髪が痛まないカラーバターで手軽にイメチェンしてみては?

愛用者がカラーバターの使い方のコツ、テクニックを徹底解説

カラーバターってご存知ですか?

もともと派手な髪色にしたいときに使われることの多かったカラーバターですが、実は最近トレンドの透明感のある外国人風ヘアカラーにもぴったりなんです。

筆者がカラーバターを知ったのはヘアサロンでのアドバイス。痛みにくいカラーリングを試してみませんか?とその場でカラーバターを使ってもらったのがきっかけです。その後、じつは自分でもかんたんに購入できることを知り、それ以来ずっとカラーバターを使ったセルフカラーを楽しんでいます。

今回は、通算15個以上のカラーバター愛用を愛用している筆者がカラーバターの基本的な使い方をご紹介。まだカラーバターを使ったことがない人も、もっと上手にカラーリングできるようになりたい人も参考にしていただければうれしいです!

まずはカラーバターとはどんなヘアカラーなのか見ていきましょう!

髪が痛まないカラーバターとは

カラーバターとは、90%以上がトリートメントでできているカラーリングアイテム。トリートメントそのもので髪を染めるので、カラーバターを使うためにツルツルでサラサラな髪に仕上がるのが特徴です。

カラーバターを製造販売しているのは、有限会社クリップジョイント。現在は、全25色のカラーバリエーションでカラーバターが販売されています。

カラーバターは全国の取り扱い店舗や楽天、Amazonなどの通販サイトでも購入できます。時期によってお得なまとめ買い割引なども実施されているのでぜひチェックしてみてください。

初めての人必見!カラーバターの使い方を完全解説!

まずは、今回初めてカラーバターを使う人のために、事前に準備しておきたいことと、カラーバターの使い方を解説します。

カラーバターは髪が痛んでいるほどよく染まります。逆に黒髪の人はカラーバターを使っても髪色は変わりません。暗い髪色の人はブリーチ剤で髪を明るくする必要があります。

ブリーチをすると髪が痛んでしまう…と心配ですが、一度髪色のベースを整えておけば、2回目以降にブリーチをする必要はありません。

筆者の場合、髪全体を明るくしたいときは美容院でブリーチをしてもらい、一部だけをカラーチェンジしたいときはセルフブリーチをしています。

初めてカラーバターを使うときに用意するもの

用意するもの 用途
カラーバター 好みの色を選んでください。
コンディショナー/トリートメント カラーバターを薄めたいときに使います。
ヘアダイブラシ・コーム カラーバターを塗るときに使います。100円均一のものよりもAmazonで販売されているものがおすすめ。
小ぶりのボウル カラーバターを混ぜるのに使います。100円均一のものでOK。
ビニール手袋 手が汚れないように使います。100円均一のものでOK。
霧吹き 髪を湿らすときに使います。
ラップ カラーバターが周りにつかないようにラップすると便利です。
アルミホイル カラーバターを塗った部分に巻き付けるとよく染まります。
髪ゴム&クリップ 髪ゴムはからまないタイプがおすすめ。髪をブロッキングするために使います。
ドライヤー 髪を温めるとカラーバターが染まりやすくなります。
汚れてもいいタオル タオルも染まってしまうので別に用意すると便利です。
顔・ボディ用クリーム、ワセリンなど 体が染まらないように、おでこ・こめかみ・耳・うなじなどに塗っておきます。
ケープ・イヤーキャップ 汚れ防止に使います。100円均一のものでOK。
固形石鹸 カラーバターで皮膚が染まってしまったら固形石鹸を使って洗うと落ちやすいです。
ブリーチ剤 黒髪の人、暗めのヘアカラーで染めている人はブリーチが必要です。

これさえあれば、初めての人でも失敗せずに上手にカラーリングできます。最初は揃えるのが面倒ですが、一度用意しておけば使いまわしできるのでぜひ準備してください。

カラーバターで失敗しないためのポイント

カラーバターで失敗をしないために、先にポイントを確認しておきましょう。

どろあわわの2種類の泥

  • 黒髪に使っても意味はない
  • 仕上がりは、地毛の色+カラーバターの色で決まる
  • 髪をしっかりブロッキングして、時間をかけてでも丁寧に塗る

ポイントをおさらいすると、まずカラーバターで上手にカラーリングするには、地毛のベース作りが重要です。使いたいカラーと地毛の色の組み合わせが仕上がりになるので注意してください。

例:黄色味が強い金髪+青のカラーバター→緑になってしまう

はじめての人は、失敗しにくく染まりやすい赤やピンク系がおすすめ。アッシュやシルバーなどで、しっかりと透明感を出したいときは、最低でも3回以上のブリーチが必要です。

なるべくブリーチしたくない人におすすめな色

※黒髪ならブリーチ1回必須

  • ガーネットレッド
  • チェリーピンク
  • ショッキングパープル

外国人風カラーにおすすめな色

※ブリーチ3回~
 

  • アッシュミルクティー
  • ココナッツブラウン(色落ち後)
  • シルバー
  • プラチナシルバー
  • ネイビーブルー(少量)

インナーカラーにおすすめな色

※ブリーチ2回~

  • チェリーピンク
  • フラッシュピンク
  • ライトパープル
  • オーシャンブルー
  • ヘンプグリーン

カラーバターは色をミックスして使うこともできるので、ぜひ気分に合わせてオリジナルのカラーリングを楽しんでください。
それではいよいよ基本的な使い方を見ていきましょう!

カラーバターの基本的な使い方

カラーバターを塗るのに約30分、放置時間に最低30分~1時間が必要です。慣れれば一人でも塗れまずが、最初は難しいので手伝ってもらえる人がいたら頼んでみてくださいね。

1.霧吹きを使い髪を湿らせてからブロッキングする

カラーバターは乾いている髪に塗ったほうが染まりやすいです。慣れないうちは霧吹きで少し髪を湿らせておくとカラーバターが塗りやすくなります。ムラにならないように髪をブロッキングしておきましょう。

2.髪以外が染まらないように対策する

顔回りや首周りにクリームを塗っておきます。また染めたくない髪については事前にヘアクリームを塗って、ラップを巻いてから髪ゴムで結べばカラーバターで染まりません。

3.カラーバターを準備する

ボウルなどの容器にカラーバターを取り出し、ヘアダイブラシなどでしっかりと混ぜ合わせておきます。色を薄めたいときは、コンディショナーやトリートメントを混ぜても大丈夫です。

4.手袋して染めたい部分の根元にカラーバターを塗る

必ず手袋をして、染めたい部分の根元からカラーバターを塗ります。カラーバターは髪が痛んでいるほどよく染まるので注意しましょう。

初めてカラーバターを使うときは、目立たない部分にカラーバターを塗って、どんな色になるのかチェックしてから全体に塗るのがおすすめです。5分くらい放置したらティッシュなどで拭きとってカラーを確かめてください。

5.放置してカラーバターを髪に浸透させる

カラーバターは塗ったらすぐに色が入ります。薄めにカラーリングしたいときは5分~10分くらい、しっかり色を入れたいときは30分以上放置します。

6.カラーバターを洗い流し髪を乾かしたら完成!

カラーバターはトリートメントなので、特にシャンプーやコンディショナーは不要です。頭皮にカラーバターが付いてしまったときは、根元だけを洗うようにすると色落ちしにくくなります。

カラーバターは毎日のシャンプーで少しずつ色落ちしていきます。シャンプーによって色落ちしやすいものとそうでないものがあるので、長持ちさせたいときはアミノ酸系のシャンプーかカラーシャンプーを使ってみてくださいね!

カラーバターで簡単にイメチェンしよう!

カラーバターがあれば手軽にイメチェンできるようになります。ここでは最後に、カラーバターを使ったトレンドヘアカラーの作り方をかんたんに紹介します。

インナーカラー

オシャレな女の子に大人気のインナーカラー。カラーバターならば、週替わりでカラーチェンジを楽しめます。インナーカラーを入れたい部分だけをブリーチして、その部分にカラーバターを使うだけなのでとてもかんたんですよ。

インナーカラーはカラーバター&セルフブリーチ初心者さんにもおすすめです。

カラーをミックスして超派手髪

カラーバターを組み合わせれば、カラフルなカラーリングも思いのまま。染めたい色ごとに髪をブロッキングするだけなので意外とかんたんです。
派手髪はもちろん、3Dカラーなどさりげないメッシュにもおすすめです。

プロ級のグラデーションカラー

毛先から段階ごとに分けてブリーチし、その上からカラーバターを塗るとグラデーションカラーが手軽に楽しめます。ピンク系パープル系のグラデは大人気です。

初心者さんはブリーチだけヘアサロンでお願いする方法もあります。

超ハイトーン、ゆめかわいいカラー

しっかりブリーチをすればパステル系のヘアカラーも楽しめます。薄く色を入れたいときはトリートメントやコンディショナーで薄めてくださいね。

トリートメントでできているカラーバターはハイトーンと相性ぴったり!

外国人風透明感ヘアカラー

じつは派手な髪色だけでなく、外国人風の透明感のあるヘアカラーを維持したいときにもカラーバターがおすすめ。筆者はブリーチした髪に、シルバーとココナッツブラウン、少量のショッキングパープルを使い、抜け感のあるカラーを楽しんでいます。

人気カラーのグレージュやラベンダーもカラーバターを使って再現できますよ。

カラーバターは黒や茶色もあるので、金髪から髪を傷めずに黒染めしたいときにもおすすめ。少しずつ色落ちしてくるので、最初は真っ黒に染まっても日がたてば自然な髪色に変わります。

あると便利なおすすめアイテム

カラーバター愛用者が揃えている、あると便利なアイテムをまとめました!

     

  1. プロ用ヘアダイブラシ:ハケ部分のコシが強いのでカラーバターが塗りやすいです。
  2. メッシュ用シリコンキャップ:カラーバターでメッシュを作りたいときに便利です。
  3. カラーシャンプー:カラーを長持ちさせてくれます。

カラーバターはシャンプーするたびに色落ちしていきます。カラーバターを長持ちさせたいときには、アミノ酸系のシャンプーがおすすめ。どうしても早く色落ちさせたいときは何度もシャンプーすると、ある程度までは色が落とせます。

まとめ

個性的なヘアカラーからトレンドのヘアカラーまで、セルフで手軽にイメチェンできるカラーバターを紹介しました。

髪が痛んでいるほど発色がよく、カラーバターを使うたびに髪が補修されていきます。2週間~1ヶ月くらいは色持ちするので、扱いに慣れればヘアサロンに行くよりもかなりコスパよくカラーリングできます。

お試しに便利なプチサイズも販売されています。ぜひカラーバターを使って、気分を変えてみませんか?

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ふの
公式ライター
納得するまで調べつくすのが大好き。今までの知識と経験を活かし、そしてユーザー目線重視の役立つ情報をお届けしていきます!ぜひ一緒に”本当なのかな?”のモヤモヤを解消していきましょう。
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数年間カラーバターを愛用しています!週替わりでイメチェンもできるので、美容師さんですか?と聞かれることも。セールの時にまとめ買いしておけば、かなりコスパよくカラーリングできます。用意するものから基本的な使い方、そしてカラーバターを使ったテクニックまで紹介しているのでぜひ試してみてくださいね!