フランスのファッションブランドと言えば、シャネルやディオールなどのブランドを思い浮かべる人が多いかと思います。
でもそういうハイブランドはフランスに住んでいても、街中で着ている人を目にするのはかなりレアです。
それではフランス女性たちは、日常的にどんなファッションに身を包むのでしょうか?
今回はそんな疑問を解決するような、フランス発信のカジュアルブランドを集めました。
今後日本の上陸する!?かもしれない注目ブランドを厳選したので、ぜひチェックしてみてください。
日本未上陸のフランス人気服飾ファッションブランド8選
まずは服飾系のファッションブランドを8つご紹介します。
1-1.NAF NAF(ナフ・ナフ)
1973年にパリで誕生した「NAF NAF」は、フランス中に店舗を構える人気ファションブランド。カジュアルなディウェアからビジネスシーン、カクテルドレスまでカバーしています。
デザイン的には「洗練されたクラシカル」というスタンス。トレンドを意識しながらも、ロマンチックで古典的な要素が絶妙に混じり合って、着回ししやすいフェミニンなデザインがラインナップされています。
ネックラインが深かったり、シースルートップなどでも下品に見えないのは、そんなクラシカルな要素が上手に加わっているからでしょう。
1-2.Jennyfer(ジェニファー)
「Jennyfer」は、1985年にジェラール・デパニエトとデビッド・トルジマンによって創られた女性向けのファストファッションブランド。
フランスを中心にヨーロッパ、南米、アフリカなど、400店ものブティック展開をしています。ターゲットは、ずばりティーンエンジャ―。
最先端のスタイルを、プチプライスで揃えられるのが人気なわけですが、マテリアルが悪くないのもポイントです。
洗濯を何度しても、型崩れしない丈夫な素材と縫製は、母親からも高評価。ポップなものからストリート系、大人っぽいモノトーンカラーまで楽しめます!
1-3.Atelier de Camille(アトリエ・ド・カミーユ)
「Atelier de Camille」は、カミーユ・テンプリェによって2011年に創られた大人の女性向けのブランド。
2012年に販売された最初のコレクションは20代から40代の女性を魅了して、たった数週間で売り切れたという伝説を持っています。
シルエットはあくまでもシンプル。それでいて、時代を超越したようなシックでエレガントなラインを構築しています。
女性たちのライフスタイルを、より美しくするための要素がギュッと凝縮した理想的なコレクション。
1-4.cache cache(カッシュ・カッシュ)
「cache cache」は、フランス国内で500店舗近く展開している人気のファッションブランド。学生~30代の女性をターゲットにしています。
最新トレンドを取り入れたフェミニンなラインと、ヴィヴィドなカラーのプリント柄を多く扱っているのが特徴。
お財布に優しい価格設定なので、トップからボトム、ジャケットまで気軽に揃えられて、着回し力が高いのも魅力的です。
店舗に行くだけでハッピーな気分になれるcache cacheは、「キュート&きれい」を実現させてくれる女性の強い味方!
1-5.Le Temps des cerises(ル・タン・デ・スリーズ)
「Le Temps des cerises」は、1998年に父子のコラボレーションによってマルセイユで生まれたジーンズ・ブランドです。
グラムロックスピリッツを永続させたヴィンテージ感のある縫い目と、ヒップラインを美しく見せるシルエットが特徴。生地はイタリア製の高級デニムを使っています。
現在はジーンズだけでなく、トップやドレス、アクセサリーまでトータルファッションを展開。
女性たちの個性をいっそう際立たせてくれる、魅力的なカジュアルブランドとして発展中です。
1-6.Caroll(カロール)
1963年にパリで誕生した女性ファッションブランド。
ビジネスウーマンや30代以上の女性をターゲットにした、エレガントでシックなスタイルを確立しています。
Carollのデザインは、優雅で品があるのにどこか官能的。トレンドとクラシカルを調和したラインは、女性のシルエットを最上級に魅せるように工夫されています。
現在はスカーフやバッグ、アクセサリーも取り揃えて、世界13ヵ国、約500店舗を展開しています。
1-7.vitos(ヴィトス)
1925年にパリで誕生した靴下とストッキングの老舗ブランドですが、最近はニットを中心としたファッション全般を展開しています。
ストッキングを縫製する画期的な機械をVITOSと名付けたことで、世界的に名前を知られるようになりました。
一度は工場を閉鎖したものの、現在はナチュラル志向のコンセプトを持って、ニット系を中心にした女性ファッションを再展開。
素材にこだわり、細部まで手を抜かない緻密なデザインで、ブランド価値を再燃焼させています。
1-8.Bizzbee(ビズビー)
Bizzbeeは、2005年に誕生した若者向けのカジュアル ファッションブランド。
ポップ&ロックの世界観をコンセプトに、10代後半から20代の男女をターゲットにしたコレクションをラインナップしています。
まだ若いブランドながらも、自然にまとえるカジュアルコーデが注目されて、店舗数はすでに70店以上を展開!
都会的で自由、そしてシンプルなフォルムだからこそ、着る人の個性をいっそう引き立てます。
みんなをハッピーにするような要素が詰まった、人気上昇中の注目ブランド。今年の冬は、癒し系のアースカラーを揃えています!
メイドイン フランスのシューズブランド2選
次に人気上昇中のシューズブランドを2つご紹介したます。
2-1.Opéra national de Paris(オベラ・ナショナル・ド・パリ)
フランス製のバレリーナシューズは、Repetto(レペット)が日本に進出していますが、「Opéra national de Paris」のバレリーナシューズもかなり正統派!
ダンスシューズを扱っているMERLET社が、パリ オペラ座と初めて契約を交わして作られたタウンシューズです。
本物のダンサーシューズと同じ製法で作られた個性的なバレリーナシューズは、街中で注目されること間違いなし!
憧れのフェミニンで可愛らしい要素が詰まっています。
2-2.Soft’in by Insoft(ソフトイン・バイ・インソフト)
「Soft’in by Insoft」 は、2011年に誕生したスニーカーのメーカー。「Atlier PM」と「Ector」という2つのスニーカーブランドを発信しています。
「Atlier PM」は、高品質のベーラルレザーを使用したラインの美しいタウンシューズ。
「Ector」は、ペットボトルからリサイクルしたポリエステル糸で編み込まれたメッシュ素材のスニーカーです。軽量でフランスらしい明るい色使いが特徴。
さらに注目を集めているのが、エコロジースリッパ「Soft’in」です。こちらもペットボトルからリサイクルされた、ポリエステル・フェルトを素材に使用。
キュートで映えるデザインが話題を呼び、雑誌やメディアにも登場する人気商品!今後、日本でも人気が出そうなブランドです。
フランスの注目ブランドの日本上陸が待ち遠しいところ
いかがでしたか?ご紹介した中で、気になるブランドはありましたか?
個人的には、「NAF NAF」や「Bizzbee」などは、今後日本で店舗展開されてもおかしくないファッションブランドだと思います。
ファッション界の中心パリには、デザイナーの卵たちがたくさん集結しています。
個人ブランドを立ち上げることが以前に比べて簡単になっているので、今後も新しいデザイナーらが、個性的なファッションを発信し続けていくでしょう。
気になるブランドがあれば、またご紹介していきます。