まるで新品に!洗濯コンシェルジュが教える「白スニーカーの洗い方」

意外と知らない白いスニーカーの効果的な洗い方

どんなコーデにも合わせやすい白スニーカー。

白いスニーカーは新しいうちはきれいで素敵ですが、黄ばんだり黒ずんでしまうと、途端に不潔な印象になってしまいます。

汚れた白スニーカーの白さを取り戻すには、洗い方と日々のお手入れがとっても重要。

闇雲にゴシゴシ洗っても、生地を傷めてしまうだけなので、正しいスニーカーの洗い方をマスターしましょう。

今回は、汚れたスニーカーをまるで新品のように復活させる洗い方をご紹介。

正しい洗い方をすれば汚れだけでなく嫌な臭いもなくなります。是非こちらの記事をチェックして、白スニーカーの輝きを取り戻して下さいね。

白スニーカーって家で洗えるの?

白スニーカーって家で洗えるの?

白スニーカーは履きやすく、毎日愛用している人も多いのではないでしょうか?

しかしスニーカーは汚れが付着しやすく、特に白スニーカーは少し汚れただけでも目立ってしまうのがデメリットです。

そんな汚れが目立ちやすい白スニーカーは、お家でこまめに洗うことがおすすめ。

頻繁に履くのであれば2週間に1度、たまに履く場合でも月に1度は洗うようにしましょう。

白スニーカーの素材

白スニーカーの素材

白スニーカーには、洗える素材と洗えない素材があります。基本的に、『レザー』『合皮』『スエード』などは水洗いができません。

これらは専用のクリーナーを使い、布などで表面の汚れを拭き取る方法が最適です。

汚れがひどい場合お家では中々お手入れが難しいので、クリーニングに出すのもいいかもしれません。

お家で水洗いOKな白スニーカーは、『キャンバス素材』です。

洗い方を意識すれば見違えるほどきれいになるので、お金をかけずに購入したての風合いを取り戻せます。

白スニーカーの洗い方

白スニーカーの洗い方

では、いよいよ白スニーカーの洗い方です。『コンバース』『ナイキ』など、お気に入りのキャンバス素材のスニーカー。

キャンバス部分だけでなくトゥやソール部分もしっかり洗っていきます。

汗や脂がしみ込んだ内側もきちんと洗わなければいけませんが、白スニーカーは見た目が大事なので、特に外側を丁寧に洗うことを心がけましょう。

用意する物

  • 弱アルカリ性の粉末洗剤
  • 洗濯石鹸
  • 洗浄用シューズブラシ
  • メラミンスポンジ
  • 大きめの洗濯桶

洗剤は色々ありますが、白スニーカーは黒ずみを落とす効果の高い弱アルカリ性の粉末洗剤がおすすめです。

白スニーカー洗い方手順

白スニーカー洗い方手順

①紐を外す

スニーカーの洗い方の基本として、必ず紐は外しましょう。

特に汚れが目立ちやすい白スニーカーは、細かい部分まで徹底的に洗わなければいけません。

紐をつけたままだと洗いにくく、きれいに汚れが落ちないので注意して下さい。

②シャワーのお湯で洗い流す

まずは35度~40度のお湯で、全体についている泥や汚れを洗い流します。

シャワーのお湯は強めにし、指で揉むように押しながら洗っていきましょう。カカト部分やタンの裏など、汚れが付着しやすい部分もしっかり洗って下さい。

③洗濯桶にお湯と洗剤を入れる

白スニーカーがすっぽり入る洗濯桶にお湯(40度前後)を入れ、粉末洗剤を5g程溶かします。洗剤がきれいに溶けるようしっかり撹拌しましょう。

④お湯にスニーカーをつける

洗剤を入れたお湯にスニーカーを浸します。繊維までしっかり洗剤をしみ込ませるために、1時間~2時間置くのがおすすめ。

汚れが少ない場合はつけ置きは省いてOKですが、つけ置きすることで汚れ落ちがよくなります。

汚れ具合がひどく頑固な場合は、必ずつけ置きするようにしてして下さい。

⑤石鹸をつけブラシでこすり洗いをする

しっかり洗剤が浸透したら、次はブラシでこすっていきましょう。

洗濯桶から取り出した白スニーカー全体にさらに石鹸をつけ、側面から丁寧にこすり洗いします。

この時、汚れが気になる部分は石鹸を少し多めにつけてOKです。

プリントやロゴ部分は、強く洗いすぎると色合いが落ちてしまうこともあるので、優しく洗うようにして下さい。

タンも取り出してしっかり洗い、裏側、内側もブラシでこすっていきます。

⑥ソール・トゥ(つま先)部分はメラミンスポンジで洗う

つま先やソールのゴム部分は、メラミンスポンジを使って汚れを落としていきましょう。

白スニーカーはこのゴム部分をきれいに磨くことで、美しさ・清潔感がアップします。

洗い方は布部分より少し念入りに。ソール部分はソールに沿って洗うようにすると汚れをキレイに落とすことができます。

⑦洗剤を洗い流す

全体を洗ったら、洗剤を洗い流していきましょう。

直接シャワーのお湯ををあてて、つま先や内側も洗剤が残らないようしっかり洗い流していきます。

⑧タオルで水分をとる

シャワーでしっかり洗剤を洗い流したことを確認したら、次はタオルで水分を拭き取っていきましょう。

洗濯機で脱水する方法もありますが、摩擦により白スニーカーの生地が傷むこともあるので、あまりおすすめできません。

少し力を入れて、乾いたタオルでしっかり水分を取ることがおすすめです。

内側部分は乾きにくいので、タオルを変えながら念入りに水分を取るようにして下さい。

⑨風通しの良い場所で日陰干し

早く乾かすために天日干ししたいところですが、直接日光をあてると黄ばみの原因になります。

1日~2日かかってしまいますが、必ず日陰で干すようにしましょう。

また、夏であれば扇風機、冬ならヒーターなどの前に置くと早く乾かすことができます。

ただしヒーターの前に置く場合は火事などの恐れもあるので、出かける前は必ずスイッチを消すようにして下さい。

紐の洗い方

紐の洗い方

次に、スニーカーから外した紐を洗っていきます。紐はスニーカーを洗う前でも洗った後でもどちらでもOKです。

用意するもの

  • 洗浄用シューズブラシ又は歯ブラシ
  • 台所用洗剤

紐には泥やほこり以外に手の脂なども付着しています。使用するのは油膜をしっかり取り除ける台所用洗剤がおすすめです。

紐の洗い方手順

①左右の靴紐を伸ばし、洗剤をしみ込ませてブラシで洗う

紐をまっすぐ伸ばし、洗剤をしみ込ませたらブラシで丁寧にこすり洗いしていきます。

紐には水では溶かせない頑固な油汚れも付着しているので、ゴシゴシ洗ってしっかり汚れを取り除きましょう。

アイレット部分は黒ずんでいることが多いので特に念入りに洗います。

②ぬるま湯ですすぐ

汚れがきちんと落ちているのを確認したら、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。

洗剤をきれいにすすぎ終えたらギュッと手で絞り脱水します。ある程度水気をきったらスニーカー同様、日陰で乾かして下さい。

以上が白スニーカーの基本の洗い方です。

汚れは時間がたつほど、どんどん繊維の奥までしみ込んでいき落ちにくくなります。

白スニーカーは特にこまめな洗濯が理想。また、洗濯後に防水スプレーをしておくことで汚れを防止することができます。

白さをキープするためにも、洗った後は防水スプレーで全体をコーティングして見れ下さい。

まとめ

まとめ

白スニーカーの洗い方や裏技などは様々な方法がありますが、まずは上記ご紹介した基本の洗い方をマスターしましょう。

色々な洗濯グッズを購入しなくても、お家にある洗剤と正しい洗い方で白い輝きを取り戻すことができます。

コツを掴めば簡単なので、是非チャレンジして、お気に入りの白スニーカーの美しさをキープして下さい。