今回は、衣装やヘアメイクなどファッションが印象的な映画から、特にファッション好きが刺激を受けられそうな作品を紹介します。
アパレル業界やファッション業界に関連した映画はもちろん、そうでない映画の中にもたくさんの衣装が登場します。レトロでカワイイ洋服、かっこいいストリート系にモード系、そしてきらびやかなハイブランドのドレス。
今回は映画マニアの筆者が、作品の中で注目したファッションと見どころについてお話しているので、ファッションが大好きな人はぜひ最後まで目を通してもらえるとうれしいです。
ぜひこの記事を読んで、もう一度映画に登場するファッションに注目してみてください!
見つけてみて!映画に登場するハイブランドたち
まずは、有名ブランドから多数の衣装提供を受けている作品をご紹介。世界最高峰のファッションを映画で見つけてみましょう。
①ネオン・デーモン
引用元:Amazon
舞台はロサンゼルスのファッション業界。天性の美しさを持つ16歳のジェシー(エル・ファニング)に対して、異常な嫉妬心を燃やすベテランモデルたちが描かれます。美への執着心が行きつく先は…。
世界トップクラスのファッション&美しさに触れる
ネオン・デーモンと言えば、美しいモデルたちが身を包むファッション。多数のハイブランドから衣装が提供されています。
- エンポリオ・アルマーニ
- サンローラン
- Marina Hoermanseder
このほかにもCOACH(コーチ)、サルヴァトーレ・フェラガモ、ヴィヴィアン・ウエストウッドなど、さまざまなシーンで有名ブランドの衣装が使用されました。
特にベテランモデルのサラ(アビー・リー)とジジ(ベラ・ヒースコート)が身につけた” Marina Hoermanseder”はさすがレディ・ガガ御用達。ポージングする二人のファッションそのものがとても印象的なシーンになっています。
登場するのは一流ブランドに身を包んだほんもののモデルたち。衣装とヘアメイクの組み合わせはとても勉強になりますし、また言うまでもないのですが彼女たちのスタイルには圧巻です。
特に筆者が大好きなのはショーメイク。色使いを生かしたカラーメイクは、ファッションをより引き立ててくれます。アンバーでも特集記事が掲載されていますので、ぜひカラーメイクにも挑戦してみてください。
この映画のみどころ&感想
映画が始まって少し経つと、どうなるの?とドキドキしてしまうシーンがあるのですが、女性の美しさが作品と昇華されていく光景にきっと目を奪われてしまうでしょう。
いつも洗練され、そして自分たちの美しさはほんものであると信じているベテランモデルのジジとサラ。しかし彼女たちは一流デザイナーから“作り物の美しさ”を否定されてしまいます。この映画では、生まれ持った美しさを持つジェシーには誰も叶わないことが強く描かれました。
まさに純真無垢な美しさを持っていたジェシーが“みんなが私になりたがっている”と、自分の美貌と存在価値を認識してからは、より一層美しくそして危険な女性へと変化します。
ファッションモデル業界の裏側の裏まで知れるこの作品。日常生活では得られない刺激を受けたい人におすすめです!
②お買い物中毒な私!
引用元:Amazon
一流ファッション誌の記者を夢見るレベッカ(アイラ・フィッシャー)のストレス解消法と言えばショッピング。でもそんな生活がいつまでも続くわけはなくとうとう破産寸前に。人生を見つめなおすことに決めたレベッカが転職したのは…!
大物スタイリストが衣装コーディネート!
とにかく買い物しまくるレベッカ。そんなレベッカが身につけている衣装はもちろん、映画に登場する人物全ての衣装を”パトリシア・フィールド”がスタイリングしました。彼女は“プラダを着た悪魔”や“SATC”のスタイリストとしてもよく知られています。(この2つの作品はこの後続いてご紹介!)
お買い物中毒な私!のファッションはとてもカラフル。色の組み合わせから小物の使い方まで、この映画を最後まで観ればきっとファッションセンスが磨かれること間違いありません。
なんと映画に登場する有名ブランドは42以上!プラダにグッチ、ルイ・ヴィトン、クリスチャンルブタン、マークジェイコブスにバレンシアガ…。ファッション好きな人ならば、もしかして!と気が付くシーンもあるかもしれません。ぜひ、気になるアイテムを見つけたら調べてみてください。
この映画のみどころ&感想
お買い物中毒な私!ですが、レベッカはクレジットカードを使ってどんどん買い物をしてしまい、とうとうお金が払えなくなってしまうほどに。とうとうこの破綻した生活がバレてしまい、恋人の信頼だけでなく親友までも失い人生のどん底に落ちてしまいます。
何となくストレス発散に買い物してしまうことってありますよね。正直、借金は気になりますがハイブランドの爆買いはかなり羨ましいです…!
最終的には、自分を支えてくれたファッションを手放し、これまでのことを深く反省するレベッカ。たくさんお買い物するシーンは爽快ですが、考えなしに買い物するのはやめよう…と反面教師になりました。
この映画を観てストレス発散をするもよし。世界トップのスタイリングに刺激を受けるもよし。最後はステキな結末が待っているので、まだ観たことが無い人はぜひ!
③セックス・アンド・ザ・シティ
引用元:Amazon
ニューヨークの在住のコラムニスト、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)とシャーロット、サマンサ、ミランダの女の友情、ファッション、セックスをコミカル描いた大ヒット海外ドラマ。ドラマの最終話から4年後、映画の舞台ではとうとうキャリーとビッグは結婚することに…!
大人女子がマネしたくなるファッションセンス
SATCと言えばとにかくファッション!ファッション!ファッション!テレビドラマシリーズをきっかけに、名スタイリスト” パトリシア・フィールド”はその名を世に広めました。
SATCに登場するスタイルは今までに無いものばかり。シックなジャケットにフワフワチュチュのスカート、カジュアルなパンツにハイブランドのバッグとアクセ、そしてなんといってもキャリーと言えば”Manolo Blahnik(マノロ・ブラニク)”!
SATCを観ていつかマノロブラニクのサンダルが欲しいと思った女子は少なくないはず。もちろん、作中にはラルフローレン、シャネル、エルメス、クリスチャンディオールなどたくさんのハイブランドが登場します。
ウエディングドレスを選ぶシーンは女子ならば絶対にときめきます。その中でもヴィヴィアン・ウエストウッドのウエディングドレスはとても印象に残りました。
キャリーのファッションにはハイブランドとチープなものを組み合わせるなど、まさに大人女子のためのスタイルが満載です。時には”それでいいの?”と感じるファッションも。実際にキャリーを演じるサラ・ジェシカ・パーカーは”これってアリなの”?と衣装に困惑したことがあったそうです。
この斬新なスタイルこそがキャリーと言うキャラクターにハマり、今ではSATCはファッションバイブルとして、世界中の女性の心を虜にしています。
この映画のみどころ&感想
海外ドラマにハマってしまう筆者は、もちろんドラマ版から映画、そして続編までしっかり見尽くしました。筆者はなんとなく疲れたな~と思ったとき、4人のハチャメチャな友情と恋愛をただただ見守る役目を楽しんでいます。
結婚が決まったキャリーのアパートで開かれるファッションショーのシーンは、女性ならではの友情を強く感じました。サラ・ジェシカ・パーカーが演じる、大人可愛いキャリーにも目が釘付けです。
クールなのにキュート!ロックなのにシック!ファッション好きにはたまらないコーディネートを、もう一度SACTでみつけてみてください。
④プラダを着た悪魔
引用元:Amazon
まったくさえない主人公アンディ(アン・ハサウェイ)がプラダを着た悪魔こと一流ファッション誌の編集長”ミランダ(メリル・ストリープ)”に出会い、女性として、そして一人の人間として成長していきます。華やかな世界で認められたアンディが最後に選んだのは…。
アンディとともに学ぶ、ファッションとは?
ドレスに合わせるベルトを相談しているシーン。アンディは”ベルトが全く同じに見える”と笑ってしまいます。アンディにとってファッションは、自分にとって”こんなもの”としてどうでもよく思っていましたが、このシーンの中でアンディが選んだ”セルリアン”の青いセーターは、かつてこの場で作られたファッショントレンドだったことを知ります。
とある失敗によりミランダに失望されたアンディは、私はこんなにも努力していると上司のナイジェルにうったえました。しかし、結局のところアンディはこの誰しもが憧れるファッション業界で働くということを理解できていませんでした。作品の中ではファッションというものが、日々身にまとうものだからこそ大切にするべきことだナイジェルが語ります。
作中に登場するハイブランドを見つけるのも楽しい映画ではありますが、映画の中で語られるファッションとは?ということに耳を傾けるととっても勉強になります。
この映画のみどころ&感想
とにかくアンディが変わっていく姿は何度見てもステキ。ナイジェルに連れられたクローゼットでアンディはたくさんのブランドに初めて出会います。つぎのシーン、さっきとは別人のように変身したアンディが登場。シャネルかっこよく着こなすアンディに同僚たちは目が点になりました。
さすがファッション業界の映画!プラダを着た悪魔には、プラダやシャネル以外にも、ルイ・ヴィトン、アルマーニ、ケイト・スペード、ジュゼッペ・ザノッティ、クリスチャンルブタン、ティファニーにミュウミュウなど女子なら大好きなブランドがたくさん登場します。
この映画を観ているだけでかなり女子力に対するモチベがあがるはず。公開から10年以上、何度も繰り返し観てしまう大好きな映画です。
マネしたくなる!ヘアメイク&ファッションがお洒落な映画
つづいて紹介するのは、ついついファッションをマネしたくなってしまう映画。登場人物のお洒落なスタイルについてお話しするのでぜひ引き続きごらんください。
⑤ファクトリー・ガール
引用元:Amazon
アメリカのポップアートの巨匠”アンディ・ウォーホル”。そのミューズ”イーディ・セジウィック”は、60年代のファッション・アイコンでした。ファクトリー・ガールはそんな彼女の28年の生涯を映画化した作品です。
60年代のファッションに注目!
フサフサの付けまつげとしっかりしたアイラインが印象的なイーディ。ショートカットに大ぶりイヤリングは、まさに60年代を象徴したスタイルになりました。
この夏は、ショートに大ぶりのイヤリングを合わせて60年代イーディ風ファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
この映画のみどころ&感想
まるで少年のようにクールな美貌ながら妖精のように可憐なファッション、そして印象的な目元メイクにあどけない表情とギャップが魅力。
アンディ・ウォーホールと仲間たち。イーディ・セジウィック、可愛い! pic.twitter.com/hLk9mDaBLk
— mari (@marihomariho) 2017年7月12日
もちろん映画ではイーディを演じたシエナ・ミラーが特別な存在感を見事に表現しています。じつは先日筆者も髪を10㎝以上カットしてショートにしたので参考にしたいなと思っています!
⑥クルーレス
引用元:Amazon
クルーレスとはダサい、イケてないという意味。ショッピングとお洒落が大好きなセレブ女子高生シェール(アリシア・シルヴァーストーン)は、垢ぬけずダサい人たちをクールに変身させることが趣味。とある出来事からシェールは、見た目だけでなく人にはほんとうに素敵なところがあることに気が付き始めます…!
ティーンエイジャーたちのファッションが超キュート!
ありとあらゆるシーンで衣装がかわいいクルーレス。主人公のシェールも友達のディオンヌも、いつでも自分自身のファッションを楽しみ、そしてクールなセンスを信じています。
シェールと言えばやっぱりスクールファッション。特に黄色のチェック使いは超キュート!
シェールが愛に気が付くシーンのシースルーファッションが大好き!
公開当時シェールのセレブファッションと、天真爛漫なキャラクターが超話題になりました。90年代のファッションが目白押しで、今でもきっと参考にできるはずです!
この映画のみどころ&感想
お洒落女子のファッション・バイブルとなったこの映画。やっぱり一番の見どころは、雑誌のページをめくるときのように、ころころと変わるシェールの衣装です!
アリシア・シルバーストーン主演の映画『クルーレス』のミニスカファッションは、今見てもキュートすぎる😆💕 https://t.co/Sh27in8w4E pic.twitter.com/fdVpa6Olr8
— VOGUE GIRL JAPAN (@VOGUEgirlJAPAN) 2018年2月25日
そして何よりも引き込まれるのが、これまでファッションで人を判断していたシェールが、少しずつ成長していくストーリー。自分の立場を最大限に有効活用し、周りの人どころか世界中の人を幸せにしようとするポジティブさは見ているこちらまで明るい気持ちになります!
⑦オーシャンズ8
引用元:Amazon
超豪華キャストで話題!オーシャンズシリーズのリブート作品。オーシャンの妹デビー(サンドラ・ブロック)が狙ったのは1億5000ドルの宝石。ファッションの祭典メットガラで、世界最高峰のセキュリティを潜り抜ける方法とは…!
8人のドレスアップに注目。ケイト・ブランシェットがかっこいい!
デビーと相棒のルー(ケイト・ブランシェット)そして5人の仲間たちに、世紀の宝石強奪に巻き込まれていく女優のダフネ(アン・ハサウェイ)。
ラストシーンではこれまでとは違う、泥棒たちのドレスアップした姿に、思わず息をのんでしまいます。特にケイト・ブランシェットの衣装には注目。こんなにかっこよく着こなせたら素敵すぎますよね。
ケイトが演じたルーのカッコよさはSNSでも注目を集めており、スカジャンを羽織ったそのスタイルはマネしたくなる人が続出。ルーが着ていたスカジャンは”HUSTON”のものです。
この映画のみどころ&感想
筆者と同じくルー押しの人がたくさん!ほんとうにかっこよすぎて惚れてしまいそうです。
オーシャンズ8のルー姐さんがキースリチャードみたいでカッコよくて✨何回も観ちゃう。1度この髪色にしたい。けどメンテナンスが大変そうだ…#ケイト・ブランシェット pic.twitter.com/OdIAHjBzEv
— miao(alex's mom) (@alexmiyuki) 2019年7月25日
“デンジャラス・ビューティー”や“ゼロ・グラビティ”でおなじみサンドラ・ブロックに、演技派女優のケイト・ブランシェット、そして筆者も大好きなアン・ハサウェイ、ハリーポッターでは悪役“ベラトリックス・ストレンジ”を演じたヘレナ・ボナム=カーターと大女優が出演!
さらに、歌手のリアーナや人気ラッパーのオークワフィナ、コメディ女優で人気になったミンディ・カリングと実力派女優のサラ・ポールソンが脇を固め、豪華女性8人のキャストによるスリリングでおしゃれな映画に仕上がっています。とっても面白いのでぜひ観てくださいね!
⑧ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール
引用元:Amazon
入院中の病院で一人ピアノに向かっていた拒食症のイブ(エミリー・ブラウニング)。ある日、病院を抜け出して向かったライブハウスでジェームスに出会います。さらに音楽仲間のキャシーを紹介され、一緒に音楽を作り始めることに…!
カワイイファッションはマネしたくなること間違いなし!
70年代のファッションにポップな音楽のミュージカル映画。とにかくどの場面でも服装がすごくかわいくて、今すぐマネできそうなところが魅力です。
2人の女の子に1人の男の子。3人のレトロコーデがうまくスタイリングされていて、それぞれの個性がすごく生かされています。イブのパッツン重ための前髪はやっぱりカワイイです!
この映画のみどころ&感想
何度も観たくなってしまうのがこの映画の魅力!
あたたかくなってくるとゴッドヘルプザガール観たくなる pic.twitter.com/WUtfPUWXVf
— DIZ (@diz2049) 2019年5月13日
ファッションやミュージカル映画が好きな人ならば絶対にハマってしまうはず。この映画を観たあとは古着屋さんに足を運びたくなってしまいました。草食系男子のジェームズのファッションにもぜひ注目してみてください!
⑨タイピスト!
引用元:Amazon
1950年代のフランスを舞台に、田舎から出てきたローズ(デボラ・フランソワ)がタイピングの才能を見出されるストーリー。ローズはタイプライターの世界大会で優勝するためにルイと特訓に励みます…!
レトロ&ガーリーなファッションは女子のあこがれ!
この映画は女の子らしいコーデが好きな女子必見!レトロなキレイめスタイルは、いつの時代にも女の子を虜にしてきました。
美しく整えたポニーテールに立ち襟シャツ、ふんわりと広がったスカートの組み合わせは鉄板!このほかにもローズは花模様のドレスやワンピースなどを可憐に着こなしていますよ。
またタイピングするローズの手元にもご注目。ビビットカラーのネイルがとってもかわいいです。この色使いならばセルフでも楽しめそう。映画好きな人はぜひローズのネイルをマネしてみては?
この映画のみどころ&感想
フランス映画と言われると、しっとりとしたストーリーをイメージしてしまいますが、タイピスト!は最初から最後まで楽しめる映画になっています。
タイピスト!見ました
1950年代のフランスの風景服装全部がいちいち可愛くて主人公のローズもこれまたいちいち可愛かった。。結末はなんとなく見えていたけどうるっとしてしまった☺ pic.twitter.com/P3tLyNUtpO— 柴田ひかり (@_sbthkr) 2017年3月22日
特にローズとルイのやり取りは面白くて見飽きません。何もかもが可愛いタイピストを観て、ぜひそのファッションをマネしてみてくださいね!
⑩ティファニーで朝食を
引用元:Amazon
ニューヨークのアパートで猫と住むホリー(オードリー・ヘプバーン)。そんなホリーの夢は、いつも朝に眺めている“ティファニーで朝食を食べるようなご身分”になること。自由奔放で小悪魔的魅力を持つホリーとホン翻弄される男性たちのストーリー。
永遠のあこがれ!オードリーから学ぶ女性象
1960年代、強烈な印象を残したオードリー・ヘプバーン。そのファッションは今でも、世の女性たちのあこがれそのものです。
映画のアイコンにもなっている黒いドレスはジパンシィのもの。黒一色のリトル・ブラック・ドレス(LBD)は世の女性のマストアイテムとして世界に羽ばたきました。
なお、オードリーが身につけたLBDは、なんとオークションで80万ドル(約9,720万円)で落札されました。ホリーが兄フレッドの訃報をしり、部屋中のものを壊し涙したシーンのピンクのカクテルドレスは、19万2,000ドル(約2,330万円)。すごすぎます!
人気のない朝、ティファニーのショーウィンドウの前でクロワッサンをかじるホリー。アップのヘアスタイルにサングラス、黒いドレスと首元に輝くアクセサリー。セリフが無いシーンですが、たったこれだけでホリーが抱く憧れがひしひしと伝わります。
ポールと初めて図書館に来たシーンでは、鮮やかなオレンジのコートが印象的。ホリーのスタイルはクラシカルなコーデの定番としていつの時代でも通用します。
まさにティファニーで朝食をは、いつまでも可愛くありたい大人女子のためのような映画ではないでしょうか。オードリー・ヘプバーンについては”麗しのサブリナ”もおすすめ。こちらの作品にもジパンシィからドレスが提供されていますよ。
この映画のみどころ&感想
小悪魔的女性のホリー。しかしその心にはいつもさみしさがありました。ティファニーに行きたいのは、ダイヤモンドが欲しいわけでなく、ティファニーの店員がとても親切な対応をしてくれるから。物語が進むにつれ、ただ自分の好きに生きているわけではないホリーの過去が見えてきます。
物語の中で生きるホリーという女性とオードリーがまるでひとつになったような感覚に。大雨の中でずぶぬれになりながら”猫ちゃん”を探すホリー。ぜひムーン・リバーが流れて物語の幕が閉じるまで、ホリーを演じたオードリー・ヘプバーンの魅力を感じてください!
まとめ
ファッション好きが惚れる映画10選、いかがでしたでしょうか!ほんとうはもっとたくさんの映画を紹介したいところですが、長~くなってしまうので今回はここまで。素晴らしい作品ばかりをピックアップしたので、もちろんもう観たよという人もいらっしゃるかと思います。
その時代その時間に生きる人たちのその瞬間を切り取った映画。映画の中で主人公が身につける洋服は、まさにその主人公が生きている証。ただの洋服ではなく、いろいろな思いが込められていることを知るともっと作品が楽しめます!