下着・インナーの定番ジャンルになりつつあるノンワイヤーブラ(ワイヤレスブラ)。付け心地が楽ちんなのでナイトブラとしても活躍しますし、リラックスタイム以外に日常使いする方も増えています。
しかしその分、胸が垂れるのでは?と心配している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はこの話題に注目!ノンワイヤーブラを付けると胸が垂れるのかという疑問について、徹底解説いたします。
普段からノンワイヤーブラを愛用している方、胸が垂れるか心配な方は必見です。ぜひ最後までご覧くださいね。
ノンワイヤーブラで胸は垂れる?
まず結論からお伝えします。ノンワイヤーブラだからといって、必ず胸が垂れるということはありません。
しかし、ノンワイヤーブラを着用したことで胸の下垂に「つながる」ことが多いのは事実。それには、ノンワイヤーブラ特有の形状と胸が垂れる仕組みに関係があります。
「垂れないノンワイヤーブラ」を選ぶためには、胸が垂れる仕組みや原因、ノンワイヤーブラの特徴を理解しておくことが大切。次章以降で詳しく見ていきましょう。
そもそも、胸が垂れてしまう原因とは?
まず、胸が垂れてしまう原因を理解しておきましょう。考えられている主な原因には、以下の2つが挙げられます。
① 加齢によるホルモンバランスの変化
その他のパーツと同様、当然バストも加齢によって変化するもの。加齢によってホルモンバランスが変化すると、胸全体がやわらかくなり、ハリが失われる傾向にあります。胸のハリが減少すると重力とともに垂れ下がってしまうという仕組みです。
加齢は誰にでも起きることなので、個人差はあるもののどなたにも起こりうる現象だと言えるでしょう。
② 重力や揺れによるクーパー靱帯の伸び・切れ
胸には筋肉がない代わりに、「クーパー靱帯」が存在します。
クーパー靱帯とはコラーゲン組織で構成される繊維の束。乳腺を筋肉や皮膚とつなぐことで、乳房の正しい形や位置を保っています。
このクーパー靱帯は重力や揺れに弱いため、負担がかかると伸びたり切れてしまうことがあります。支柱がなくなれば胸が垂れてしまう…という仕組みです。
ちなみにクーパー靱帯は、一度伸びたり切れたりすると二度と元には戻りません。筋肉のように鍛えることもできないので、ひたすら「守る」ことが重要と言えます。
胸が垂れるのを防止!ノンワイヤーブラの選び方のポイント
前章でお伝えした内容から、すでにお気づきの方も多いことでしょう。つまり、「ノンワイヤーブラ=胸が垂れる」という現象は、ノンワイヤーブラで胸をしっかり支えきれていないということが原因なのです!
ノンワイヤーブラの中でも補正力のあるものをきちんと選べば、大切な胸をしっかり守ることができますよ。具体的には、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
生地がしっかりしているものを選ぶ
ノンワイヤーブラは、生地がしっかりしているものを選びましょう。生地が柔らかすぎたり薄すぎたりすると、揺れや重力に耐えられない可能性があります。クーパー靱帯の伸びや切れにつながり、結果として胸が垂れることも。
またサイド部分に伸縮性があるものを選ぶと、バストが下や横に流れることを防いでしっかり集めることができるでしょう。
だからと言って、胸が潰れるほどの圧迫感があるものはNG。次の項目で伝えするカップ部分もきちんとチェックしましょう。
カップのホールド力で選ぶ
クーパー靱帯に刺激を与えないために、胸をバージスライン(胸の下の部分)からしっかり支えてくれるカップかどうかをチェックしましょう。樹脂を使用しているものや、モールドカップタイプを選ぶのもおすすめです。
商品にもよりますが、ゴムが入っていてもゆるすぎたり、生地が薄すぎたり、カップが浅すぎたりするノンワイヤーブラはホールド力に欠ける傾向にあります。バストを下から支え、揺れや重力から守ってくれそうなカップを見極めましょう。
フィッティングも大事!カップが浮かないサイズを選ぶ
通常のブラジャーと同じく、ノンワイヤーブラもサイズ選びが重要!ゆったりめに作られていることも多いですが、ジャストサイズを選びましょう。
特にカップと胸の間に隙間ができないかどうかをチェックしてみてください。そこに遊びがあるとバストが揺れてしまうので、垂れる可能性が高まってしまうためです。
ワイヤー入りのブラジャーと違ってS・M・Lなどのアバウトなサイズ表記も多いですが、基本的にトップバストの数字をベースにしていることがほとんど。まずは記載されているトップバストのサイズで選び、試着することをおすすめします。
はじめは合わなくても、アジャスターやパッドによって調節した結果ぴったりになればOK!付随機能やオプションアイテムの有無もチェックしてみると、より選択肢の幅が広がるでしょう。
バストの下垂を防止!おすすめのノンワイヤーブラ4選
最後に、おすすめのノンワイヤーブラを数点ご紹介します。これまでにお伝えした内容を踏まえ、バストが垂れるのを防止するポイントを押さえたものをセレクトしています。ぜひ、ノンワイヤーブラ選びの参考にしてみてくださいね。
ワコール SUHADA MOTION ノンワイヤーブラ
引用元:公式サイト(https://store.wacoal.jp/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_CD=BRA171&COLOR_ID=OC)
販売価格:4,800円(税抜)~
名前の通り、動きに合わせてしっかりフィットしするノンワイヤーブラ。ほどよいホールド力でバストが垂れるのを防止し、美しいシルエットをキープできます。肌側にパンチング加工を施した「ブースターメッシュカップ」や、肩甲骨への不快感を軽減する「Yバックスタイル」など、快適な付け心地をサポートする機能も盛りだくさん。
ウンナナクール BRAGENIC COTTON(ブラジェニック コットン) ブドウノキモチ ノンワイヤーブラ
引用元:公式サイト(https://store.wacoal.jp/disp/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_CD=JB3822&COLOR_ID=BR)
販売価格:3,300円(税抜)~
繊細なディテールがウンナナクールらしい、BRAGENIC(ブラジェニック)シリーズのノンワイヤーブラ。下カップ部と上カップ部に厚みを持たせ、ふんわりボリューミィな上胸を演出します。サイドはバストがわきに流れるのを防止するワイドな作りになっており、美しい谷間が実現。肌あたりのやさしいコットン素材も魅力的です。
ユニクロ ワイヤレスブラ(ビューティライト)
引用元:公式サイト(https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419601-17#thumbnailSelect)
販売価格:1,990円(税抜)
下着やインナーの評判も上々な、ユニクロのワイヤレスブラです。伸縮するカップとウレタン樹脂が、バストのフィット感をUP。ただし伸縮性があるからと安心しすぎず、抜かりのないサイズ選びを意識して。つるんとなめらかなボンディング仕様なので、ラインが気になりがちなファッションにも難なく合わせられます。
無印良品 肌あたりがやさしいブラジャー
引用元:公式サイト(https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4550182408287)
販売価格:1,810円(税抜)
無印良品らしい、やさしい肌あたりが魅力的なノンワイヤーブラ。縫い目も少ないので、敏感肌の方にもおすすめです。サイズ展開がS・M・L・XLとざっくりしているため、自分のバストにしっかり合えば垂れるのを防止できるでしょう。アウターに響きにくいのもうれしいポイントで、無印良品のシンプルな装いにもマッチします。
まとめ
意外と気になる「ノンワイヤーブラで胸が垂れるのか」問題。実際はノンワイヤーブラそのものにデメリットがあるというよりも、選び方や着け方によってバストに遊びが生まれることが原因のひとつです。
個人差はあるものの、バストが垂れるのを完全に防ぐのはなかなか難しいのが現実。しかし選び方を工夫して正しく着用することで、リスクを回避することは可能です。
ノンワイヤーブラは、上手に活用すれば毎日の味方になってくれる便利なアイテム。今回ご紹介した内容も参考にしていただき、ぜひさまざまなブランドのノンワイヤーブラを比較してみてくださいね。「垂れないブラ」を選んで、ラクな付け心地&きれいなシルエットを叶えしょう♪
海外セレブが愛用していることで大きく話題になっているブラレット。 日本でも2018年頃から10代・20代の女性を中心に人気が急上昇しています。 ノンワイヤーでパッドもなくつけ心地も抜群といったことから、ニュータイプのブラジャーとして[…]